厚生労働省 アーカイブ - 鞍馬山保育園

家庭と子どもの姿(子ども)2

2012/01/24

毎回数字ばかり並べて恐縮ですが、もう1回だけ、平成21年度全国家庭児童調査結果の概要について、取り上げます。子どもからの回答の続きですが、こんな質問項目もありました。

大切だと思うこと
「健康であること」       61.3%(60.6%)
「友達がたくさんいること」   58.1%(59.8%)
「将来に夢を持っていること」  44.6%(48.1%)
「勇気を持っていること」    31.8%(34.3%)
「特技があること」       28.0%(32.0%)
となっており、平成16年の調査とほとんど変わっていません。

今幸せだと思うかどうか
「とても幸せだと思う」     44.5%(37.8%)
「やや幸せだと思う」      32.7%(34.4%)
「あまり幸せだと思わない」   3.6%(7.3%)
「全く幸せだと思わない」    1.2%(1.1%)
「どちらともいえない」     6.2%(8.0%)
「わからない」         7.2%(7.7%)

将来が見えにくい時代で、いろいろなことに追い立てられて余裕がなく、幸福感を感じている子どもがとても少ないのかと思っていましたが、「とても幸せだと思う」と「やや幸せだと思う」を合わせて、77.2%の子どもが幸福感を感じています。77.2%という数字は、多くの子どもが幸福感を感じているということを表しているのかもしれません。しかし、「あまり幸せだと思わない」「全く幸せだと思わない」を合わせると4.8%です。「幸せ」だと思っていない子が4.8%いるのです。「どちらともいえない」「わからない」も含めて幸福感を感じていない子どもは22.8%になります。

全ての子どもが、幸せを感じているべきなのに、2割強の子がそう感じられていないのは問題です。全ての子どもの幸せのために、私たちにできること、すべきことがたくさんありそうです。

( )内は平成16年度調査のデータ

家庭と子どもの姿(子ども)1

2012/01/23

厚生労働省が2011年12月22日に公表した「平成21年度全国家庭児童調査結果の概要」のなかで、保護者の回答から見られる家庭の様子を中心に見てみましたが、今回は子どもの回答を中心に見てみます。回答しているのは小学校5年生から18歳までの子どもです。

まずは未就学児童の状況、これは保護者による回答です
0歳から6歳までの未就学児童のうち
保育所に通っている子が33.0%(30.7%)
幼稚園に通っている子が29.4%(26.8%)
といずれも増えています。

また、無認可保育施設や事業所内保育施設に通っている子3.4%(1.5%)
自宅や親類、知り合いの家、ベビーシッターが保育している子34.2%(41.0%)
があわせて37.7%(42.4%)になります。
0歳の5.1%、1歳の29.9%、2歳の32.0%が保育園に通っていて、4歳以上で保育園と幼稚園に通っている子を年齢別に見てみると
4歳:保育園39.4% 幼稚園52.9%
5歳:保育園33.3% 幼稚園63.8%
6歳:保育園37.7% 幼稚園62.3%
4歳以上では90%以上の子が保育園や幼稚園に通っています。

1日のうちのテレビ、ゲーム、携帯電話の使用状況という項目もありました。
テレビやDVDを見る時間は、

「ほとんど見ない」     6.6%(2.6%)
「1時間以上2時間未満」 28.8%(27.7%)
「2時間以上3時間未満」 26.0%(29.7%)
「3時間以上」      25.8%(29.2%)

前回よりもテレビやDVD離れが進んでいるようです。一方でゲーム機や携帯電話の長時間使用が増えています。
・ゲームやパソコンで遊ぶ時間
「持っていない」      3.8%(3.9%)
「ほとんど遊ばない」   28.1%(31.5%)
「1時間未満」      22.7%(22.2%)
「1時間以上2時間未満」  21.9%(22.1%)
「2時間以上3時間未満」  11.9%(9.6%)
「3時間以上」       8.7%(7.6%)

・携帯電話の使用状況
「持っていない      34.7%(42.4%)
「ほとんど使用しない」  12.1%(11.2%)
「30分未満」       13.2%(12.6%)
「30分以上1時間未満」   11.2%(10.4%)
「1時間以上2時間未満」   9.8%(6.5%)
「2時間以上」       16.7%(13.9%)

とくに携帯電話では中学生の13.2%、高校生の34.5%が1日2時間以上使用しており、1時間以上使用している子は、中学生では20.5%、高校生では54.7%にものぼります。平成21年の数字ですから、現在はもっと増えているかもしれません。

( )内は平成16年度調査のデータ

家庭と子どもの姿(家庭)

2012/01/22

昨年の12月22日厚生労働省がプレスリリースとして「平成21年度全国家庭児童調査結果の概要」をとりまとめ発表しました。この調査は全国の児童とその世帯の状況を把握するために5年ごとに行われています。対象は、18歳未満の児童のいる世帯の保護者と、その世帯の小学校5年生から18 歳未満までの児童で、平成21 年12 月1日現在の状況について調査を行い、1,656 世帯1,191 人のうち、1,369 世帯1,098 人から有効回答を得たとしています。有効回答率は 世帯:82.7%、児童:92.2% です。

この調査の中で調査対象を保護者とした「世帯の状況」で厚生労働省がポイントとしてあげているのが、 父母の同居・別居の別についてです。

「父母ともいる」世帯は88.9%(平成16年度は91.6%)〈平成11年度は93.6%〉
そのうち「父母とも同居」している世帯は84.2%(88.2%)〈90.5%〉

いずれも前回、前々回に比べ減少しています。

父母ともに同居して子育てしている世帯が減ってきているということは、父母どちらか一人もしくは父母がいない世帯が増えてきているということです。

「母がいない」世帯は1.8%(1.2%)〈1.1%〉
「父がいない」世帯は9.2%(6.9%)〈5.2%〉

という数字を見ると「母がいない」「父がいない」ともに調査のたびに増えていますが、「父がいない」世帯が特に増えていることがわかります。11%が父母どちらかで子育てをしている世帯です。

その他にも様々な項目がありますが、いくつか見てみましょう。
就労の状況は、父母とも同居している世帯の父母の就労状況は共働きが55.3%(54.3%)〈51.6%〉で、少しずつ増えています。

では、お父さん、お母さんが仕事から帰ってくる時間は何時頃でしょう。
父母の仕事からの帰宅時間の状況は、

父では「7時前」が17.5%(16.7%)及び「8時前」が17.5%(17.6%)と最も多く、
次いで「9時前」14.9%(13.6%)です。
母では「6時前」が20.8%(21.3%)と最も多く、
次いで、「4時前」が9.4%(8.0%)及び「7時前」が9.4%(9.7%)

となっていて、8時前までに家に帰るお父さんが多いのがわかります。帰るのが遅くなる人がもっと多いのかと思っていましたが、そういうわけでもないようです。しかし、0時前7.6%(8.3%)0時後2.7%(3.0%)と帰宅が遅いお父さんも1割近くになります。

食事についてはどうでしょうか。

一週間のうち、家族そろって一緒に食事(朝食及び夕食)をする日数という項目もありました。

夕食では、
週「2〜3日」という世帯が一番多く36.2%(36.3%)
続いて「毎日」が26.2%(25.9%)

と、多いのですが、逆に

「1日だけ」が10.1%(10.6%)
「ほとんどない」が7.0%(7.0%)
を合わせると17.1%となります。

朝食はどうかといえば、
「ほとんどない」が一番多く、32.0%(30.6%)ですが、
次に多いのが、「毎日」の25.8%(26.3%)です。

4分の1の世帯が毎日家族そろって朝食をとっているというのは、少し意外でした。

これらの数字、どのようにご覧になりますか。

 

( )内は平成16年度調査のデータ 〈 〉内は平成11年度調査のデータ

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