園長ブログ

鞍馬小学校学芸会

2011/11/11

5歳児たちが、鞍馬小学校の学芸会に行ってきました。事前に小学生から手作りの招待状が届き、学芸会鑑賞のお誘いと出演の依頼を受けました。ただ見せていただくだけではなく発表となると、どんな内容の発表をするのか選ばなくてはなりません。子どもたちと相談すると運動会で踊った『まつりがきたぞ』を発表したいという意見が多かったようで『まつりがきたぞ』の踊りと歌2曲を歌うことにしました。

子どもたちは運動会がよほど楽しかったらしく、今でも運動会で行ったことを遊びの中で再現しています。運動会などの行事は、もちろん日常ではありません。しかし、生活から離れたどこかからもってきて行ったものではなく、日常の生活の姿を、いつもの遊びで行っていることを、その中でで育ったところを見えるように形にするだけなので、もともと子どもにとってはあそびなのです。他の要素もたくさんありますが、基本はそこです。だから、こどもはそのまま遊べるのです。これが先生に怒られながら辛い思いをして、訓練したものなら遊びにはなりにくいのです。自らやりたいという意欲が湧かないからです。やらされてやったことは、やらされないとやらなくなります。自らやろうと思っていないからです。だから、自らやってみようという子どもの内側から湧き出てくる気持ちを、意欲が育つようにしたいと思っています。

小学校の学芸会当日、叡山電車の時間の都合でどうしても9時からの開会には間に合わなかったので、小学校のみなさんは2番目の1年生の劇を始めるのを園児たちが到着するまで待っていてくださいました。1年生には、去年まで一緒に過ごしていた先輩たちがいるので、園児たちも親しみを持って見ています。その1年生の劇を園児さんに見てもらいたいという小学校の先生のご配慮に感謝です。卒園児たちもしっかりと台詞をいい、意欲的にいきいきと表現しています。小学校でしっかりと育っていることがよくわかってとても嬉しくなりました。

鞍馬小学校は児童数が少ないので、学年の枠を超えた取り組みや、全校生徒が力を合わせられる取り組みが多く、学芸会のプログラムのなかにもそれを形にしたものがありました。地域の高齢者の方々の歌や、PTAのコーラスの発表もあって、こぢんまりとしたなかに一体感のあるとてもあたたかな学芸会でした。

いよいよ、園児たちの発表の番です。緞帳が上がってステージに立っている子どもたちの姿からは、緊張感と意欲が伝わってきます。初めての場所、多くの観客の前でライトに照らされながら、いきいきと発表する園児たちの姿が大きく見えました。

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