園長ブログ

運動会 10

2015/10/12

運動会も開会式が終わって、子どもたちは様々なプログラムに取り組んでゆきました。乳児さんのなかには、慣れない場所で不安そうな姿もありましたが、2歳児以上は、みんなイキイキとしていて、楽しい感じが伝わってきました。年齢が上がるほど、子どもたちのわくわく感がたくさん感じられました。もちろん、どの子も真剣です。

この、子どもたちの真剣さ、楽しそうにキラキラした表情。よし!がんばるぞ!という意欲。そういった子どもたちの姿こそ、保護者の皆様にご覧いただきたいのです。ついつい、出来る出来ない、早い遅いなどの結果をはじめ、目に見えることに注目してしまいがちですが、それだけではなくて、子どもたちのイキイキした表情や、意欲あふれる態度に注目していただくよう、開会式の挨拶で保護者の皆様におねがいしました。

子どもたちのイキイキとした表情やあふれる意欲、一所懸命に取り組む姿勢の背景には、日々の生活の中で経験する子どもたちの物語があります。
どんなことにもチャレンジしたい!やってみたい!挑戦しよう!と思い、実際に挑戦してみることで、いろいろなことが出来るようになってくる歓び。昨日まで軽々と飛び越えられていたとびばこが、一度の失敗から怖くなっててしまって、突然飛び越えられなくなるというショック、そしてそれを乗り越えようと努力してきたこと。仲間と力を合わせたり、みんなのために力を尽くす歓び。などなど、数え上げればキリがないくらいの笑いと涙、感動の物語が、ひとりひとりの子どもの中にあるあるのです。

保護者の皆様には、子どもたちのイキイキした表情の背景にあるそれぞれの物語や、今日に至るまでの様々なプロセスに、少しでも思いを馳せ、想像していただきたいと思うのです。

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