園長ブログ

何して遊ぶ?

2014/06/03

守山の畑に行くと、いつもお弁当を食べる公園に2種類の遊具が新たに設置され、子どもたちは、自分の遊びたい遊具で遊んでいました。

ローラースライダー係のおじさんになった私は、子どもたちが安全にローラースライダーで楽しめるように補助するのが仕事です。子どもが、確実に器具に取り付けられたボールにまたがったことを確認し、ロープを握って放さないようにとことばを添えて送り出します。子どもたちの楽しそうな顔が嬉しくて、夢中になってそんなことをやっていました。

子どもたちは、自分の番が来るのを待って列を作って並びます。最初のうちは長い列ができていたのですが、時間が経つと並んでいる子どもの顔ぶれがだいたい決まってきて、列の長さもある程度一定になります。

ふと、周りを見渡すと、総合遊具で遊んでいる子どものグループ、水車小屋の近くで、しろつめぐさを摘んで髪飾りを作つなど自然の物で遊んでいる子どものグループ、ロープスライダーで遊んでいる子どものグループと、大きく3つのエリアに分かれて遊んでいます。それぞれのエリアには先生がいて、子どもたちの遊びを見守っています。

誰がどうしよう、こうしようと計画し、指示したわけでもないのに、自然と3つのエリアに分かれて遊ぶという形になっていました。これは、子どもたちが自分の最も興味のある遊びをしたくて、そこで遊ぶことを選んだからです。もちろん水車小屋のまわりで、水車を見たり、ザリガニを探したり、遊具以外で遊ぶことを先生が提案したのかもしれませんし、先生の目の届かない遠いところへ行ってしまうのは危ないので、やめて欲しいとは伝えていたはずです。こうして、条件が許す中でできるだけ子どもたちが遊びを選ぶことを保証してあげると、子どもたちは自分が一番興味のあるところで遊びます。つまり、子どもが選んだ遊びがその子の今に一番適している遊びなのです。それを思う存分できるようにしてあげることで、子どもたちは育つのです。それが成り立つ前提として、「子どもを丸ごと信じる」ということが必要になってきます。

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