園長ブログ

いちごがり 1

2014/05/30

突然現れた鉢植えのいちご、大喜びの子どもたちは、観察画も描きましたし、もちろんおいしくいただきました。大きくてとても甘いいちごでした。

そうして、むかえたおいもの苗植えといちご狩りの当日、お天気は時々日差しが届くような曇り空、ところによりにわか雨の予報が出ていました。この日を待ちに待った子どもたちは意気揚々とバスに乗って出発。畑に着いて、「よろしくおねがいします」とご挨拶すると、早速いちごを見に行っていました。心配していたとおり、いちごの実はあまり大きくなく数も少なめでしたが、子どもたちが摘むには十分だったのでホッとしました。

はやる気持ちを抑えて、先ずはさつまいもの苗を植えます。あらかじめ畝に作った溝状のくぼみに、苗を入れて優しく土をかけるだけの作業なので、子どもたちはすぐに植えてしまいました。しかし、少し手直しをしないといけないこともあるので、お寺の職員さんも一緒に来ていただいて、うまく植えられなかったところを植え直してくださいました。

そしていよいよいちごです。繁った葉っぱをかき分け、いちごを探しては次々と収穫し、あっという間にほとんど採ってしまいました。赤く熟しておいしそうないちごは、その場で洗って食べることにしました。洗ったいちごを1つずつもらって口にする子どもたち、「あまーい!」「おいしい!」の声があちこちから聞こえます。一気に口に入れる子、少しずつかじりながら丁寧に味わう子、いろいろな食べ方があるものです。数が少なく1人1つか2つしか食べられませんでしたが、子どもたちは満足していたようです。豊富にあるのも良いのですが、少ないから大切に味わって食べることも大切だと思いました。

熟し切っていないいちごは、少ないながらも園に持って帰って追熟を待ってジャムにすることになりました。

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