園長ブログ

ケヤキ 少しだけわかったこと

2011/10/11

少し前のブログに、ケヤキの葉が軒並み茶色になっているということを書きました。もちろん今でもそのままです。詳しい人に話を聞いたり、調べてみたりしましたが、なぜ今の時期に突然茶色くなったのか、未だ理由はわかりません。

ただ、ケヤキは実を遠くまで飛ばすために何枚かの葉がついた小枝ごと落ちるということがわかりました。つまり、実は葉を翼にして飛んでゆくのです。

確かに、枯れて落ちる姿は小枝に葉が何枚かついた形で落ちており、葉の付け根に実がいくつかついています。実のつく小枝の葉は他の葉より少し小さいそうです。植物の生き残り戦略なのですね。

落葉樹は秋になると葉が色づいてやがて散ります。これは葉の付け根に離層という組織ができて養分や水分が通らなくなり、やがてそこから切り離されて散ってゆくそうです。ケヤキも実のつく小枝の根元に離層ができてそこから切り離されるという説があったので、そう思っていたら、ケヤキの小枝には離層は形成されないという説もあり、どちらが本当なのだろうと思いました。

また、ケヤキは何らかの理由で、枝をつけていることが不都合になるとかなり大きな枝でも自ら落とすのだという古老の話を聞いたこともあります。

自然は不思議なことがいっぱいで、身近な自然でもわからないことだらけです。

数枚の葉と実のついたケヤキの小枝

実の部分を拡大してみました

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