園長ブログ

あわせる

2013/12/11

いよいよギターサロンの始まりです。全くギターが弾けない私にはとうてい無理だろうと思っていたのですが、課題曲を弾くために必要なコードを教えていただいて練習をしたら、少しだけ弾くことができるようになりました。ただ、コードが変わるときに時間がかかって、リズムが乱れてしまいます。リズムが乱れると、セッションができなくなるのでがんばりましたが、そう簡単にできるようになるはずもありません。

それでも10分ほど練習したら、すぐにセッションです。最初はギターとベース、ウクレレとギターなど2人でペアになり、みんなの前に出て一緒に弾きました。私には講師の先生が合わせてくださいました。2人で同じように弾くのですが、楽譜だけ見ていないで相手と合わせるようにと先生のアドバイスがあります。しかし、私にはそんな余裕はありません。とにかく遅れないように弦を押さえるのに精一杯です。

一通りみんなの演奏が終わったら、それぞれに先生からアドバイスをもらって少し練習します。そしてまたまた2人でセッションです。今度は2人で合わせるのはもちろんですが、どんなふうに終わるか相談して2人でタイミングを合わせて同じ終わり方をするというのが課題です。演奏中も、お互いに顔を見たり、アイコンタクトでタイミングを合わせながら演奏することを要求されます。超初心者の私でもです。しかし、どうしても指の位置を確認しながら、次のコードに移るので、タイミングが遅れ、リズムが乱れてしまいます。アイコンタクトなんて余裕は全くありません。相手はそんな私を待って、うまく合わせてくれました。最後に終わり方を合わせて終わるはずですが、どんなタイミングで終われば良いのかわからず、勝手にジャン!って終わってしまったら、先生に「勝手に終わっちゃダメ!」と注意されました。

ギターをうまく弾くことができなくても先生は何も言いませんが、相手のことを考えて、気持ちを合わせようとしないと、ダメ出しされます。先生のそのことばで、はたと気付きました。相手はさっき下手な私に合わせて、待ってくれたのに、最後に終わるときには勝手に終わってしまった私がそこにいるではありませんか。なんて自分勝手なんでしょう。そう思ったら、とても恥ずかしくなりました。

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