園長ブログ

狂言 2

2013/04/14

千本ゑんま堂大念佛狂言が奉納された日は、あいにく降ったりやんだりのスッキリしないお天気でした。前の日は台風並みに発達した低気圧の通過で春の大嵐になり、午後からはかなりの強風と大雨だったので、どうなることかと思いました。当日の朝、鞍馬から少し北に行った花脊峠では、うっすらと雪が積もったと聞きました。

     雀の目から涙が・・・

午前中に集まった園児と保護者は早速お面作りに取りかかっていただきました。形は既にできていて、子どもたちはペンを使って色をつけます。ちょっとイメージが湧きにくいのか、手こずっている姿もみられました。そういえば、最近スズメをひることが少なくなったように思います。

ある子が雀の目の下になにか描いていたので、何を描いたのか聞いたら、「涙!雀は舌を切られて泣いてるねん」と答えてくれました。

そうしてできた、お面をかぶって、まずは練習です。のりを食べる仕草をして、おばあさんに舌を切られたら飛んでゆくのです。

   おばあさん こわいかも・・・

冷たい風が吹くなか子どもたちが舞台に登場、たくさんのかわいらしい雀の登場に客席は和やかな雰囲気が広がります。子どもたちの扮する雀は、のりを食べ次に舌を切られるまでのあいだ舞台上で座って待つのですが、表情がどこか変な子が何人かいます。緊張して固くなっているということもあるのでしょうけれど、それだけではないちょっと変な顔をしています。

じつはおばあさん役の人がつけている面がちょっと怖いようでした。舌を切るために近づいて来るおばあさんの面に泣き出しそうになる子も。でも、みんな無事に役を演じることができました。舌を切られるときに本当に自分の舌を出して、客席を沸かせている子もいました。

そんなこんなで、無事に演じることができた舌切雀、子どもたちの心に残ったのはどんなことでしょうか。

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