園のこだわり

手紙

2013年1月30日

先日の午後、厨房機器の点検にきてくださった業者さんを見送っていたら、年長の子どもたちが、血相を変えて飛んできました。みんなで、一斉にまくし立てるように何か言っています。普段なら、子どもたちもお客さんが帰るまで待ってくれるのですが、今回はそれどころではなかったようです。

先ずは業者さんにあいさつをしてから、「どうしたの?」と聞くと、みんなかなり興奮していて、一斉に話すので何を言っているのかわかりません。「先ずは深呼吸!」と子どもたちを落ち着かせてから話を聞くと、どうやら、「鬼から手紙が来た」と言っているようです。ひとりが長い巻き紙を見せてくれました。なんでも郵便受けの上に置いてあったのだそうです。

子どもたちは外に行った帰りには必ず郵便受けを見て郵便物があれば、私のところまで届けてくれるのです。園外に出ていた年長児が帰りがけに郵便受に乗っている長い巻紙を見つけたようでした。私に知らせた後は、みんなに見せに行くといって2階に上がって、キャーキャー、ワーワー言いながら、みんなに見せて回っていました。お昼寝から起きて寝ぼけ眼だった子も、鬼と聞いて目が覚めたようでした。

一通り見せたら、ランチルームに手紙を貼ってもらって、おやつの前にみんなで読んでいました。どうやら鬼の来園予告のようです。「友だちにいじわるする子、夜遅くまで起きている子、好き嫌いが多い子、そんな子がいないか保育園に見に来ると。」いうのです。

鬼が来ると知った小さな子どもが本当に泣き出してしまいました。すると年長児達は、「大丈夫!来いひんひて!何にも悪いことしてへんやろ?」「来ても私たちが守ってあげるから大丈夫」「ゆりぐみ(年長)はひまわりぐみ(年中)を守るし、ひまわりぐみさんはれんげぐみ(3歳児)を助けてあげて!」など年下の子が怖がらないようにはどうすれば良いかとか、どんなチームワーで鬼の来襲を乗り切るかといろいろとアイデアを出しあって考えていたようです。

こんなほほえましい子どもの心の中の世界を大切にしたいと思いました。

鬼からの手紙を見つめる子どもたち

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