園のこだわり

クリスマス

2012年12月25日

今年もクリスマスがやってきました。町は美しいイルミネーションで飾られ、どこかわくわくするという人も多いのではないでしょうか。そして、子どもたちのいちばんの楽しみはもちろんプレゼントでしょう。

クリスマスって何でしょう?もちろんイエス キリストの降誕をお祝いするのがクリスマスです。少なくともキリスト教ではそうですし、「クリスマスって何の日?」と聞くとイエス キリストが生まれた日と答える人が多いと思います。私も全くキリスト教の行事だと思っていましたし、事実そうです。

子どもたちは、プレゼントをはじめとして、いろいろ楽しいことがあるので、1年のうちでも大好きな日の一つだと思います。子どもたちのこの嬉しい気持ちを大切にしたい。でも、ただプレゼントをもらえる日にしてしまうのは、ちょっと違うような気がする。と思っていた私は、子どもたちに「クリスマスって何かな?」と聞いてみました。圧倒的に多かった答えが「サンタさんが来る日」でした。そこでひとこと言いたくなりました。「あのね、クリスマスというのはね・・・」でも、それはやめて「わかった人がいたら教えて」とだけ言いました。子どもたち一人一人にそれぞれのクリスマスがあって良いのだと思ったのです。

先日のブログで「冬至」を取り上げたときに、冬至について調べているうちに、クリスマスは、もともと冬至の行事なのだと知りました。

世界中に冬至にまつわる様々な風習があるそうです。冬至は昼が最も短く夜がもっとも長い日です。昔の人にしてみれば、冬至に向かって太陽の出ている時間が少しずつ短く、そして寒くなってくる時期は、どこか心細く感じます。そして、冬至を境に太陽が復活するかのように昼が長くなってゆく事は希望につながると思います。だからこそ、冬至をひとつの節目とするところが多いのかもしれません。

以前、10月のフィンランドに行ったことがありました。その時感じたのは「暗いな」ということです。10月でも太陽が昇ってくるのは遅いし沈んでゆくのは早いのです。つまり暗い時間が長いのです。雪も積もり始めていましたし寒いのは当然ですが、夜が長いというのは気が滅入る原因になりかねないと感じました。旅行で少しいただけでもそうなのですから、住んでいる人にとっては、昼が長くなるというのは喜びなのだろうと思います。

自然に翻弄されながらも自然に寄り添って生きていきた人間、自然の移り変わりにを敏感に感じ、意味を見いだしてきたのだと思います。新しい太陽の誕生を喜んで迎える。そんな自然で素直な心が、クリスマスを生み出したのかもしれません。

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