園のこだわり

おひるね 2

2012年12月5日

以前、ある保護者から、「保育園でお昼寝をすると家で寝るのが遅くなるから、お昼寝の時間を短くするか寝ないようにして欲しい。」というご意見をいただいたことがあります。こうなってしまっては、何のためのお昼寝かわからなくなってしまいます。

0歳や1歳の子は、もちろんおひるねが必要ですが、前日の家で何時に寝たのか、夜中ぐっすり眠れたのか眠れなかったのかなどによって、その日のおひるねの仕方は変わるはずです。子どもたちの生活24時間を視野に入れて考える必要があるのです。また、例えば3歳児の何パーセントかは、おひるねの必要がない子がいますし、5歳児の何パーセントかはおひるねが必要な子がいるはずです。その日の体調や運動量などでも異なります。子どもひとり一人のその日の状況を把握してその子の今に対応してあげることができれば一番良いと思います。

保育所保育指針の「生命の保持」の「内容」には 「家庭と協力しながら、子どもの発達過程等に応じた適切な生活リズムが作られていくようにする。」「子どもの発達過程等に応じて、適度な運動と休息を取ることができるようにする。」とありますし、「情緒の安定」の「内容」にも「一人一人の子どもの生活リズム、発達過程、保育時間などに応じて、活動内容のバランスや調和を図りながら、適切な食事や休息が取れるようにする。」とあります。

子どもが、活発に活動する時間と、ゆったりと休息する時間が必要です。おひるねは休息を取るためのひとつの方法です。とても疲れているときは、ぐっすり眠る必要があるでしょうし、それほど疲れていないときは、横になって静かにしている。ゆったり本を読む。など体調や疲労度によって様々な休息の方法があるはずです。

指針の解説には「午睡は、子どもの年齢や発達過程、家庭での生活や保育時間などを考慮して、必要に応じて取れるようにしていきます。子どもの家庭での就寝時間に配慮し、午睡の時間や時間帯を工夫し、柔軟に対応します。」とあります。何としても必ず寝かしつけないといけないわけではありません。

時間を決めて一斉におひるねをさせるのではなく、「必要に応じて」「柔軟に対応」することが大切なのですね。

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