園のこだわり

何事も不思議と思う心

2013/09/19

9月から、たんぽぽぐみ(0歳児クラス)に新しいお友達が入ってきました。初日と2日目は、初めての保育園なので、お家の人と別れる時も大泣きしていたけれど、そのうち、クラスにいる保育士の顔を何度も見て確認してはニッコリ微笑んでみたり、普段会わない保育士だと、見て泣き出したりしています。小さくても、ちゃんと見て分かっているんですね。

砂場にお座りした状態で下ろすと、嫌がるどころか、前にくの字にのり出し、ダイナミックに手で砂をすくうように手を上下に動かして砂の感触を楽しんでました。水道の蛇口のところでつかまりだちすると、蛇口から出てくる水に手を近づけ、水しぶきを少し浴びながらも、喜んでいました。見るものすべてが新鮮で、生まれてはじめて会ったものは何でも光輝いて見える。そんな眼差しは、驚きと感動に満ちあふれていました。この何事も不思議と思う心を大事にするためにも、その発見や感動にまわりの大人は無言で通りすぎず、共に喜び、一つ一つを大切にして共に感じてゆきたいと思います。そうする事が子どもの心にも一歩近づくことに繋がるでしょう。

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