園のこだわり

リズム

2012年7月29日

ネムノキが葉を閉じて眠るようになる就眠運動はなぜ起こるのか、どうやら詳しいことはわからないようですが、単純に明暗だけがその要因ではないようです。調べてみると、生物時計によって制御された24時間周期の運動だとありました。気をつけてみていると、午後6時頃にはネムノキノ葉は全て閉じて、眠ったようになっていました。

眠りといえば、先日ある研修で、睡眠について学ぶ機会がありました。ヒトの生活全てにリズムがあります。おおむね1日を周期とする概日リズム(サーカディアンリズム)はよく知られています。その他にも数十分から数時間の周期のウルトラディアンリズズム、約半日周期のサーカセメディアンリズムなどのリズムがあるそうです。

人間の生物時計(体内時計)は25時間周期になっているそうです。外の世界の様子がわからない部屋で自由に過ごすと、起きる、寝るのが1日1時間ずつ遅れ、約2週間で昼夜逆転したといいます。普通の環境では朝起きて太陽の光を浴びることで、この25時間周期の体内時計をリセットし、地球の24時間周期に合わせているといわれています。どうして、人間の体内時計のリズムは25時間なのかはよくわからないようです。地球に住むことが前提なので、24時間になっていれば、わざわざリセットする必要がなさそうなものなのに、不思議ですね。きっと、まだ私たちが気付かない意味があるのでしょう。

サーカセメディアンリズムは、皆さん経験があると思いますが、お昼ご飯を食べた後に眠くなるあれです。いわゆるおひるねの時間です。この眠気に従って少し昼寝をすることで、脳を休めることができるので、午後の活動がしっかりとできるのだそうです。そういえば私自身も、昼食後どうしようもなく眠いときは、15分以内で寝ることがあります。実際そうすると、眠りそうになりなるのを我慢しながら仕事をしているよりも、起きてからずっと効率よく仕事をすることができます。机に突っ伏していても、少し脳を休めているだけで、決してサボっているわけではありませんので・・・

眠りにはレム睡眠(Rapid eye movement sleep)とノンレム睡眠があることはよく知られています。レム睡眠は眠っているのに眼球が良く動き、身体は動かなくても脳は活動していて、神経発生、シナプス活動、情緒的及び神経発達、学習や記銘・記憶形の支援的な役割を果たしている眠りです。ノンレム睡眠は眼球が動かず脳が休んでいる眠りで、起きてからの恒常性のバランスを復元する役割を果たす眠りです。このレム睡眠とノンレム睡眠が起こる90分から110分のリズムをウルトラディアンリズムというそうです。また、新生児が昼夜に関係なく2〜3時間ごとに目を覚ます眠りも、ウルトラディアンリズムというそうです。

人間も含め、生物はいろいろなリズムで生きているのですね。

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