園のこだわり

千本ゑんま堂大念佛狂言

2016年4月12日

さくらが満開を過ぎ、お寺の本殿前では風が吹くと花びらが一斉に舞います。その美しさには言葉を奪われます。そんな美しさのなか、千本ゑんま堂大念佛狂言が奉納されていました。大勢の観客が見守る中、狂言が進んでゆきます。3番が演じられました。「でんでん虫」「伯母ヶ酒」「二人大名」という楽しく笑える演目が上演されました。演目の内容に興味のある方は、千本ゑんま堂大念佛狂言保存会のホームページ(http://www.geocities.jp/e_kyogen/enmoku.html)で解説されているので、ご覧ください。

「でんでん虫」を見ていて、演者の動きが大きいというか、激しいというか、滑って転んでしまわれないかと余計な心配をしてしまいました。あとで聞いたのですが、「でんでん虫」演じたのは、保存会に所属する中学生だったそうです。若い方々が伝統を受け継いでゆこうとがんばっていらっしゃる姿は頼もしいですね。

千本ゑんま堂大念佛狂言保存会では毎年5月の始めに本公演を行っていらっしゃいます。今年は5月1日から4日までだそうです。この期間中に20番を超える演目を演じられると聞きました。さぞかし多くの方が演じられるのだろうと思っていましたが、演者は25名で、一人でいくつも役をこなすのだと、スタッフの方から教えていただきました。

会員の皆さんは、お仕事や学校など本業の傍ら、保存会に加入して狂言の練習を積んでいらっしゃるのです。本公演前は、ほぼ毎日のように練習をすると仰っていたように思います。なかなかできる事ではありませんね。
本公演の成功と特に若い皆さんのご活躍をお祈りします。

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20160412_千本ゑんま堂大念佛狂言