園のこだわり

道具作り

2013/12/27

発表会に向けて、色々な取り組みをしてきました。その中の道具作り。子どもたちが使うものはなるべく子どもたちと一緒に作り、イメージを膨らませたり、なりきり遊びが深まったり、していきたいと考えていました。動物になるので、お面は耳や目にする事にし、自分で形にハサミで切って色を塗り、のりで貼って完成!色は一緒にやる友だちと相談して決めてもらいました。ハサミを使うし、一斉に作る事が出来るかなぁ、「切れへん!」とかなるかなぁと思っていましたが、そんな不安がすっとぶほど子どもたちは黙々と作ることに真剣!私はほとんど手伝う事なく進んでいきました。やはり、ハサミを使いにくそうにしている子、思い通りにいかず悩んでいる子、ハサミが得意でスラスラ切れている子、様々でした。でも、誰一人、「出来ひん」と諦めませんでした。周りの友だちを見て、自分もやろう!と頑張ったり、先に出来た友だちが教えてくれたり・・・。もちろん私も子どもたち同士の関係、子どものやりたい気持ちを大切にしながら声かけをしていきました。出来上がると大喜びでかぶって、なりきっていて、その日の給食の時はつけたまま食べていました。

こんな風に子どもたちがやりたい!と思って取り組める姿があり、子ども同士で教えあい、助け合い、出来るのはやっぱりいいなぁと思ったのと、いつもは出来ないと諦めていた男の子が諦めず作っていた姿に、とても嬉しく思いました。

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